高校受験を意識し始めた中学生と保護者の方から、幕張本郷のトラスティスクールによく寄せられるのが「テストの点はそこそこ取れているのに、なぜか評定が伸びない」というご相談です。その原因をたどっていくと、多くの場合ゆきつくのが内申点 提出物 出し方の問題です。同じワークを解いていても、出し方ひとつで評価は変わります。今回は、今日からすぐに見直せる具体的なポイントを整理してお伝えします。
そもそも内申点は何を見て決まるのか
公立高校入試で使われる内申点(調査書点)のもとになるのが、通知表の評定です。評定はテストの点数だけで決まるものではなく、授業や課題を通して「知識・技能」「思考・判断・表現」「主体的に学習に取り組む態度」といった観点から総合的に評価されます。
このうち提出物は、複数の観点にまたがって評価材料になりやすい部分です。ワークの解き直しの跡はその生徒がどう考えたかを示しますし、期限を守って丁寧に仕上げる姿勢は学習への取り組み方として見られます。つまり提出物は「出せばいい作業」ではなく、自分の学習を先生に伝える手段だと捉え直すことが第一歩です。
「出した」と「評価される出し方」は別物
定期テスト前日に一気にワークを埋め、答えを写して提出する。こうしたやり方でも提出済みにはなりますが、そこから読み取れる学習の中身はほとんどありません。逆に、間違えた問題に印をつけ、解き直しを赤で書き足し、余白に「なぜ間違えたか」を一言添えてあるノートは、同じ一冊でも伝わる情報量がまったく違います。
内申点 提出物 出し方セルフチェックリスト
まずは現状の確認から。次の項目のうち、自信を持って「できている」と言えるものはいくつあるでしょうか。お子さま本人と保護者の方で一緒に見ていただくのがおすすめです。
- 提出期限を、配られた日のうちに手帳やカレンダーに書き写している
- ワークは範囲が出てから始めるのではなく、授業が進んだその週のうちに解いている
- 丸つけを自分でしていて、答えを写して埋めた空欄がない
- 間違えた問題に印がついていて、解き直しの跡が残っている
- 直しは消して書き換えるのではなく、元の答えを残したまま書き足している
- 字の丁寧さが、最初のページと最後のページで大きく変わっていない
- 感想欄や振り返り欄を空欄にせず、一言でも自分の言葉で書いている
- 提出物を出し忘れた経験が、今学期に一度もない
6つ以上当てはまれば良い状態です。3つ以下なら、テスト勉強の量を増やすより先に提出物の出し方を整えたほうが、評定の改善につながる可能性が高いといえます。
チェックが少なかった人が最初にやること
いきなり全部を直そうとすると続きません。おすすめは「期限の記録」と「丸つけを自分でする」の2つだけを1か月続けることです。この2つが習慣になると、テスト直前に慌てて埋める必要がなくなり、結果として解き直しの時間も生まれます。順番を守ることが、遠回りに見えて一番早い道です。
授業中の姿勢も提出物と同じ土俵にある
提出物と並んで評価に影響しやすいのが、授業中の学び方です。挙手の回数そのものより、ノートに自分の考えや先生の補足を書き足しているか、グループでの話し合いで役割を果たしているか、小テストの直しをしているかといった積み重ねが見られています。
幕張本郷中学校をはじめ、近隣の公立中学校では評価の観点や提出物の基準が年度初めに配られるプリントやシラバスに示されていることが多いものです。ご家庭で一度その紙を探し、お子さまと読み合わせてみてください。「何が評価されるのか」を本人が知っているかどうかで、日々の行動は変わります。
学年ごとの意識の置きどころ
中学1・2年生
千葉県の公立高校入試では1年生からの評定が調査書に関わるため、早い段階の積み重ねが効きます。この時期は点数の上下に一喜一憂するより、提出物を期限内に自力で仕上げるリズムを作ることを優先しましょう。
中学3年生
3年生は評定の比重が大きくなるうえ、入試演習との両立で時間が不足しがちです。ワークを「1周目は自力、2周目は間違いだけ」と決めて回すなど、提出物そのものを入試対策として機能させる工夫が有効です。具体的な進め方は中学生の部(定期テスト・内申点対策)でも学年別にご紹介しています。
まとめ:出し方を変えることが評定改善の近道
内申点 提出物 出し方を見直すことは、特別な才能も長時間の勉強も必要としません。期限を記録する、自分で丸つけをする、直しの跡を残す。この積み重ねが評定として返ってくるまでには少し時間がかかりますが、同時に定期テストの点数を支える力にもなります。
幕張本郷のトラスティスクールでは、こうした提出物の管理や解き直しの仕方まで含めて一人ひとりの学習を見直しています。ご家庭だけで進め方に迷うときは、無料体験授業で現在のノートやワークを持参いただければ、具体的な改善点を一緒に探すこともできます。まずは今週出す一冊から、出し方を変えてみてください。
学習評価の観点や考え方については、文部科学省「学習指導要領」関連ページもあわせてご参照ください。
【トラスティスクールより一言】
幕張本郷エリアの中学校では、提出物の「中身」がかつてないほどシビアに見られています。過去に当塾へ相談に来られた中2の生徒さんで、「定期テストは80点台なのに評定が3」というケースがありました。その生徒さんのワークを確認すると、丸つけはされているものの、間違えた理由や途中式が一切書かれていませんでした。
そこで「なぜ間違えたのかを赤ペンで一言書き添える」「消しゴムで元の答えを消さない」ことを1ヶ月徹底してもらったところ、次の学期には見事評定が「4」に上がりました。特別な勉強法ではなく、日々の「当たり前」の質を少し上げるだけで、先生からの評価は劇的に変わります。ワークの取り組み方やノートの書き方ひとつから、私たちがしっかりサポートいたします!

