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2026.09.09 受験・塾

9月の定期テスト対策|夏休み明けの「つまずき」を10日で立て直す手順

夏休みが明けると、幕張本郷周辺の中学校でも9月中旬から下旬にかけて2学期最初の定期テストが実施されます。トラスティスクールにも毎年この時期、「夏の間に勉強のペースが崩れてしまった」「学校の授業がいつのまにか進んでいて、どこから手を付ければいいのか分からない」というご相談が多く寄せられます。結論から言えば、9月の定期テスト対策で最も効果が出やすいのは、範囲全体を最初からやり直すことではなく、「つまずいた一点」を特定してそこだけを埋めることです。この記事では、残り10日前後でも立て直せる具体的な手順を、受験を控えた生徒本人と保護者の方に向けて整理します。

なぜ夏休み明けのテストで点数が落ちやすいのか

夏休み明けのテストで思うような結果が出ない原因は、単純な「勉強不足」だけではありません。多くの場合、次の3つが重なっています。

  • 学習のリズムが崩れている…起床・就寝時間が後ろにずれ、集中できる時間帯が変わってしまっている
  • 1学期内容の理解が中途半端なまま2学期に入っている…数学の一次関数、英語の過去形・不定詞など、積み上げ型の単元は前の理解が前提になる
  • テスト範囲が「夏休み前+夏休み明け」で広い…前半の範囲は記憶が薄れており、復習の総量が多くなる

つまり、やる気の問題として片づけてしまうと解決しません。まずは「どこが崩れているのか」を分けて考えることが出発点になります。

10日で立て直す4ステップ

ステップ1:範囲を書き出して「知らない範囲」を可視化する(1日目)

最初にやるべきことは、勉強ではなく棚卸しです。教科ごとにテスト範囲をノートの左端に書き出し、単元ごとに「◯(人に説明できる)/△(見れば分かる)/×(手が止まる)」を付けていきます。この作業は30分ほどで終わりますが、ここを飛ばして問題集を開くと、できる問題を解いて安心する時間が増えてしまいます。×が付いた単元こそ、伸びしろがある場所です。

ステップ2:×の単元を「基本例題だけ」で埋める(2〜5日目)

×の単元は、応用問題ではなく教科書の例題・章末問題の基本レベルに絞ります。数学なら例題を写して解き直す、英語なら教科書本文の音読と基本文の暗唱、理科・社会なら学校のワークの一問一答から。この段階の目標は満点ではなく、「△に格上げすること」です。×が3つ以上ある教科は、この期間中はその教科を優先して構いません。

ステップ3:学校のワークを2周し、間違いだけを抜き出す(6〜8日目)

定期テストは学校の授業とワークが出題の土台です。1周目で間違えた問題に印を付け、2周目は印の付いた問題だけを解きます。ここで「1周目と同じ間違い」をした問題は、理解ではなく手順が抜けているサインなので、解答を見ながら手順を声に出して確認してから解き直すと定着しやすくなります。

ステップ4:時間を計った実戦形式で仕上げる(9〜10日目)

最後の2日は、時間を計って解く練習に切り替えます。テストで点を落とす原因の多くは「分からなかった」ではなく「時間が足りなかった・見直しをしなかった」です。本番と同じ時間配分で解き、余った時間で計算と単位、英語のスペルとピリオドを確認する習慣をつけておきましょう。

学年別に押さえておきたいポイント

中学生(高校受験を控えた方)

2学期の成績は内申点に直結します。特に提出物は、テスト当日までに丁寧に仕上げることが評価につながります。積み上げ型の単元でつまずいている場合は、学年をさかのぼった復習が必要になることもあるため、早めに手を打ちたいところです。学校進度に沿った進め方についてはトラスティスクールの授業内容のページでも紹介しています。

小学生(中学受験を控えた方)

この時期は模試や単元テストが続きます。点数の上下に一喜一憂せず、計算・漢字・語彙といった毎日の基礎トレーニングを止めないことが最優先です。

高校生(大学受験を控えた方)

定期テストと受験勉強を切り離さず、テスト範囲を「受験科目の総復習の一部」と捉えると効率が上がります。特に英語・数学は、定期テストごとの理解の穴がそのまま入試の失点につながります。

Q&A:よくいただくご質問

Q1. テストまで10日しかありません。全教科やるべきですか?

A. 全教科を均等に、はおすすめしません。ステップ1で×が多かった2〜3教科に時間の6割を配分し、得意教科はワーク2周で仕上げるといった強弱を付けてください。限られた時間では、配分の設計そのものが得点を左右します。

Q2. 子どもが「やっている」と言うのに点数が上がりません。

A. 勉強時間ではなく「何を解けるようになったか」で確認してみてください。ノートを見て、赤で直した問題を自力でもう一度解けるかを1問聞くだけでも状況が分かります。作業になっている場合は、解き直しの回数が不足しているケースが多いです。

Q3. 部活が忙しく、まとまった時間が取れません。

A. 15分単位に分解しましょう。登校前に英単語10個、帰宅後に数学の例題3問、就寝前に一問一答1ページ。まとまった時間を待つより、短時間を毎日積むほうが定期テストには有効です。

Q4. 塾に通わず自力で立て直せますか?

A. 可能です。ただし「×の単元を自分で正しく特定できるか」が分かれ目になります。ここが難しいと感じる場合は、第三者に現状を見てもらうと遠回りを避けられます。無料体験授業で今の理解度を確認してから判断される方も少なくありません。

まとめ|9月は「立て直しの月」と考える

9月の定期テストは、夏休みで崩れた学習リズムを元に戻す絶好のタイミングです。範囲を書き出して×を見つけ、基本に絞って埋め、ワークを2周し、最後は時間を計って仕上げる。この順番を守るだけで、残りの日数が限られていても得点は変わってきます。幕張本郷のトラスティスクールでは、こうした学校のテスト日程や進度に合わせた学習の組み立てを一人ひとりと一緒に考えています。「どこから手を付けるか」で迷ったときは、遠慮なくご相談ください。

学習指導要領や各教科の学習内容の考え方については、文部科学省の公式サイトもあわせてご参照ください。

【トラスティスクールより一言】

幕張本郷エリアの中学生たちを毎年指導していて痛感するのは、9月のテスト前は「何が分からないかが分からない」という見えない壁にぶつかり、フリーズしてしまう生徒が本当に多いということです。

夏休み明けの最初の授業で、学校のワークを開いたまま10分以上手が止まっている生徒によく出会います。「どうしたの?」と声をかけると、「範囲が広すぎて、どこからやればいいか頭が真っ白になっている」と打ち明けてくれます。記事内でお伝えした「ステップ1:範囲を書き出して可視化する」は、まさにこうした生徒たちのフリーズ状態を解きほぐすための、私たち現場の知恵です。頭の中のモヤモヤを紙に書き出し、「ここは分かる」「ここは分からない」と仕分けをするだけで、「なんだ、意外とやれるかも」と生徒たちの顔つきがパッと明るくなる瞬間を何度も見てきました。

保護者の皆様も、家で手が止まっているお子さまを見ると「早くやりなさい!」と口を出したくなるかもしれません。ですが、そこはグッとこらえて「まずは一緒にテスト範囲をノートに書き出してみようか」と声をかけてみてください。最初の重たいハードルさえ一緒に越えれば、子どもたちは自らの力で走り出せるエネルギーをしっかりと持っています。

もしご家庭だけでその壁を越えるのが難しいと感じたり、親子でぶつかってしまったりする時は、迷わず私たちプロを頼ってください。トラスティスクールでは、いきなり問題演習をさせるのではなく、まずは一緒に「どこから手をつけるか」の作戦会議から始めます。テストまで残り10日からの駆け込みでも、やれることは必ずあります。点数アップの第一歩を、ぜひ教室で一緒に踏み出しましょう。

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