MENU

NEWS

お知らせ

2026.09.11 受験・塾

9月の定期テスト対策|夏休み明けの遅れを1日30分で戻す復習計画

夏休み明けの「なんとなく遅れている感じ」は、9月の定期テスト対策で取り戻せます

2学期が始まると、すぐにやってくるのが9月の定期テストです。幕張本郷中学校をはじめとする近隣の公立中学校では、2学期のはじめに実力テストや定期テストが組まれることが多く、「夏休みの間に勉強のペースが落ちてしまった」という状態のままテスト本番を迎えてしまう生徒が少なくありません。トラスティスクールでも、9月に入ると「授業の進度についていけない」「夏前にできていたはずの問題が解けない」というご相談が増えてきます。

ただ、夏休み明けの遅れは「能力の差」ではなく、多くの場合「思い出す作業をしていない期間が長かっただけ」です。だからこそ、1日30分でも構わないので、思い出すための復習を計画的に積み重ねれば、テストまでの数週間で十分に立て直すことができます。この記事では、教科別の勉強法ではなく、限られた時間をどう配分するかという視点から、9月の定期テスト対策の組み立て方をご紹介します。

まずやるべきは「勉強」ではなく「現在地の確認」

1. 出題範囲表に○△×を書き込む

テスト範囲表が配られたら、いきなりワークを解き始めるのではなく、単元ごとに「○=説明できる」「△=見れば思い出せる」「×=手が出ない」の3段階で印をつけてみてください。所要時間は10分ほどです。この作業をするだけで、限られた期間に取り組むべき優先順位がはっきりします。

2. 夏休み前の答案を1枚だけ見返す

1学期最後のテストの答案が残っていれば、1枚だけで構わないので見返しましょう。計算ミスが多いのか、記述が空欄なのか、そもそも時間が足りなかったのか。自分の失点パターンは夏休みを挟んでもあまり変わりません。同じ落とし方を繰り返さないだけで、5〜10点は変わってきます。

3. 「×」の単元は1つに絞る

苦手を全部つぶそうとすると、結局どれも中途半端になります。×がついた単元のうち、テストの配点が大きそうなもの、または次の単元の土台になるものを1つだけ選び、そこに集中してください。残りは△を○に変える作業に時間を使ったほうが、得点効率は高くなります。

1日30分でも成立する「3ブロック復習法」

平日は部活動や学校の課題があり、まとまった時間を取るのは簡単ではありません。そこでおすすめしたいのが、30分を10分×3ブロックに分けて使う方法です。

  • 最初の10分:暗記の確認 — 英単語・漢字・理社の用語など、前日にやった内容を「思い出す」ことだけに使います。ノートを見ずに口頭や白紙で再現するのがポイントです。
  • 次の10分:今日の授業の復習 — その日に習った範囲の例題を1〜2問だけ解き直します。授業当日に触れておくと、定着率が大きく変わります。
  • 最後の10分:×単元の基礎演習 — 先ほど絞り込んだ苦手単元の基本問題を数問。量よりも「毎日続ける」ことを優先してください。

この形なら、疲れている日でも最初の10分だけで切り上げるという判断ができます。ゼロの日を作らないことが、夏休み明けのリズムを取り戻す一番の近道です。学習内容そのものの進め方については、授業内容のページでも学年別の考え方をまとめていますので、参考にしてみてください。

受験学年の生徒が意識したいこと

中学受験・高校受験を控えた生徒

受験生にとって、2学期の定期テストは「受験勉強の時間を奪うもの」と感じられるかもしれません。しかし高校受験では2学期の成績が内申点に直結しますし、定期テストの範囲は入試の基礎そのものです。受験勉強と切り離さず、「基礎の総点検の機会」として位置づけると、気持ちの負担も軽くなります。

大学受験を控えた生徒

高1・高2のうちは、定期テストの復習がそのまま模試や入試の土台になります。高3生の場合は、志望校の入試で使う科目に重心を置きつつ、それ以外は「授業内で理解を完結させる」割合を高める意識が有効です。どこに時間をかけ、どこを最低限にとどめるかの線引きは、一人で判断するのが難しい部分でもあります。

Q&A|9月の定期テスト対策でよくあるご質問

Q1. 夏休みの宿題がテスト範囲に入っています。やり直したほうがいいですか?

A. 全問やり直す必要はありません。提出前に間違えた問題だけを選び、解き直すのが効率的です。夏の宿題は範囲が広く、出題されやすい典型問題が集まっているため、間違い直しをするだけでもテスト対策として機能します。

Q2. テスト2週間前からで間に合いますか?

A. 科目数と現在の理解度によりますが、2週間あれば計画次第で十分に対策できます。ただし、最初の3日間で範囲の全体像をつかみ、残りを演習に充てる配分が前提です。直前にワークを一気に進める形になると、暗記も理解も浅いままになりやすいので注意してください。

Q3. 子どもがやる気を出しません。親はどう関わればいいでしょうか?

A. 「勉強しなさい」より、「今日はどこまでやる予定?」と計画を一緒に確認する声かけのほうが効果的なことが多いです。結果ではなく、取り組んだ量や続いた日数を認めてあげると、次の行動につながりやすくなります。

Q4. 自分では何から手をつけるべきか判断できません。

A. 現在地の把握を客観的に行うには、第三者の目があると早く進みます。トラスティスクールでは無料体験授業で学習状況をうかがったうえで、優先順位の立て方をお伝えしています。まずは相談だけ、という形でも構いません。

まとめ

夏休み明けの遅れは、範囲を絞り、毎日短時間でも「思い出す」作業を続けることで取り戻せます。9月の定期テスト対策で大切なのは、完璧を目指すことではなく、テストまでの日数から逆算して手をつける順番を決めることです。幕張本郷のトラスティスクールでは、一人ひとりの状況に合わせて計画づくりからサポートしています。何から始めればいいか迷ったときは、お気軽にご相談ください。

家庭学習や学習習慣に関する国の考え方については、文部科学省の公式サイトもあわせてご参照ください。

【トラスティスクールより一言】

幕張本郷の教室で毎年のように見ている光景があります。それは、いざ2学期が始まって学校のワークを開き、「やばい、1学期の単元を全然覚えていない」と頭を抱えてフリーズしてしまう生徒たちの姿です。夏休みという1ヶ月以上の長い期間、定期的なテスト勉強から離れていたのですから、記憶が抜け落ちてしまうのは脳の仕組みとして当然のことです。決して能力が落ちたわけでも、怠けていたわけでもありません。

私たちがこの記事で「1日30分を、10分×3ブロックに分ける」という細切れの復習法をご提案したのには、現場での指導経験に基づく明確な理由があります。それは、勉強において最も精神的なエネルギーを消耗するのが「机に向かって最初の1ページを開き、1問目を解き始めるまでの時間」だからです。「テスト範囲を全部やり直さなきゃ」と完璧を目指すほど、この最初のハードルは高く、重くなります。

しかし、「まずは10分だけ、昨日の英単語をノートに書き出してみよう」と極端に低い目標を設定することで、一番重い腰を上げる作業を劇的に軽くすることができます。そして不思議なもので、最初の10分を乗り越えて脳の作業興奮が引き起こされると、「ついでに今日の数学の例題もやっておこう」と、自然と集中モードに入り手が動き続ける生徒が圧倒的に多いのです。

「うちの子、家だとどうしてもダラダラしてしまって、その最初の10分すら始められなくて……」という保護者様からの切実なお悩みもよくいただきます。ご自宅にはスマートフォンやゲームなど、リラックスするための誘惑があふれています。その環境下で、自力で学習のスイッチを入れるのは大人であっても至難の業です。

もしご家庭で「最初の10分」のきっかけ作りが難しいと感じられたら、どうぞトラスティスクールを頼ってください。周りの仲間たちが黙々と机に向かっている空間に身を置くだけで、自然と「やるしかない」というスイッチが入ります。9月のテストは、2学期全体の学習モチベーションを左右する重要な分岐点です。焦らず、まずは「今日の10分」から。失われたリズムを取り戻すための第一歩を、ぜひ教室で一緒に踏み出しましょう。

この記事を書いた人

wi-ad