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2026.09.15 受験・塾

9月の定期テスト対策|夏休み明けの遅れを「テスト範囲表の読み解き」から埋める

夏休み明けの9月、テスト範囲表を「配られただけ」で終わらせない

9月に入ると、幕張本郷中学校をはじめとする市内の公立中学校では、2学期最初の定期テストに向けた範囲表が配られます。トラスティスクールにも、この時期「夏休みの間に一学期の内容を忘れてしまった」「範囲が広すぎて何から手を付ければいいか分からない」というご相談が、生徒本人からも保護者の方からも多く寄せられます。

実は、夏休み明けの遅れを取り戻すうえで最初にやるべきことは、問題集を1ページ目から解き始めることではありません。配られたテスト範囲表を「読み解く」ことです。範囲表には、出題される単元だけでなく、先生が何を重視しているかのヒントが詰まっています。ここを丁寧に扱うかどうかで、同じ勉強時間でも結果が大きく変わってきます。

テスト範囲表から読み取るべき3つの情報

1. 「範囲の始まり」が夏休み前のどこかを確認する

2学期最初のテストは、夏休み前に学習した単元からスタートしていることが少なくありません。つまり、範囲の先頭は「約1か月以上前に習った内容」です。ここが一番抜けやすい部分であり、逆に言えば得点を取り戻しやすい部分でもあります。まずは範囲表の最初の単元を見て、教科書やノートを開き、「説明できるか」を自分に問いかけてみてください。

2. 提出物の締切と分量を先に把握する

範囲表には必ずワークやプリントの提出範囲が書かれています。これは成績に直結する部分であると同時に、テスト勉強そのものでもあります。テスト直前に一気に埋めると「作業」で終わってしまい、記憶に残りません。範囲表を受け取った日に、提出物の総ページ数を日数で割り、1日あたりのノルマを決めてしまいましょう。

3. 先生が書き添えた「補足」に線を引く

「教科書◯ページの資料を中心に」「ノートの板書から出題」「単語は◯番まで」といった一文は、そのまま出題予告であることが多いものです。範囲表を蛍光ペンでチェックし、机の前に貼っておくだけでも、勉強の優先順位がはっきりします。

範囲表をもとにした10日間の組み立て方

範囲を把握したら、テストまでの日数に合わせて逆算します。例として10日間ある場合の組み立て方を挙げます。

  • 1〜3日目:夏休み前に習った単元の復習。教科書とノートを読み返し、基本問題だけを解く
  • 4〜7日目:提出物のワークを範囲全体にわたって1周する。解けなかった問題に印をつける
  • 8〜9日目:印のついた問題だけを解き直す。暗記科目は範囲表の補足部分を重点的に
  • 10日目:全体を通して確認。新しい問題集には手を出さない

ポイントは、最初の3日間を「夏休み前の内容」に充てることです。ここを飛ばして範囲の後半ばかり勉強すると、テスト本番で前半の失点が響きます。トラスティスクールの授業でも、2学期最初のテスト前は、この「範囲の前半戻り」を最優先で扱うようにしています。

Q&A|夏休み明けのテスト勉強でよくある質問

Q1. 範囲が広すぎて全部終わりそうにありません。どうすればいいですか?

A. 全部を同じ濃さでやろうとするのが原因です。範囲表を見て、配点が大きい単元・授業で時間をかけた単元から手を付けてください。教科書の太字や、授業で先生が繰り返し説明した箇所は優先度が高い部分です。残った部分は基本問題だけに絞る、という割り切りも必要です。

Q2. 夏休みの宿題の内容は、テストに出ますか?

A. 出題される場合が多いです。特に数学の計算問題集や英語の単語・熟語、理科社会のまとめプリントは、そのまま出題されたり、数字を変えて出されたりすることがあります。夏休みの宿題は提出して終わりにせず、返却されたら間違えた問題を必ず確認しておきましょう。

Q3. 高校生ですが、定期テストと模試のどちらを優先すべきですか?

A. 学年と進路によりますが、高1・高2のうちは定期テストを軸に据えるのが基本です。評定は指定校推薦や総合型選抜に関わりますし、定期テストの範囲を丁寧に固めることが、結果的に模試の土台にもなります。高3で一般選抜中心の場合は、受験科目を優先しつつ、他教科は提出物を落とさない形でバランスを取りましょう。

Q4. 保護者は何を手伝えばよいでしょうか?

A. 問題を教える必要はありません。範囲表を一緒に見て、「提出物はいつまで?」「今日はどこをやる予定?」と確認する程度で十分です。声をかける頻度よりも、決まったタイミングで確認する習慣のほうが効果的です。

それでも一人で組み立てられないときは

範囲表の読み解き方は、慣れれば5分でできるようになりますが、最初は誰かと一緒にやったほうが早く身につきます。特に中1や、学習の進め方が固まっていない生徒の場合、「どこが弱点なのか」を自分で判断するのは簡単ではありません。塾を利用する場合は、通う前に実際の指導の様子を確かめておくと安心です。トラスティスクールでも無料体験授業を通じて、テスト範囲表をもとにした学習計画の立て方をご案内しています。

まとめ

夏休み明けの遅れは、やみくもに勉強時間を増やすことでは埋まりません。テスト範囲表から「どこが抜けているか」「何が重視されるか」を読み取り、最初の数日を夏休み前の単元に充てる。この順番を守るだけで、限られた期間でも得点は変わってきます。幕張本郷周辺の中学・高校に通う皆さんが、2学期最初のテストを気持ちよくスタートできるよう、まずは手元の範囲表をもう一度じっくり読み直してみてください。

学習指導要領や各教科の学習内容については、文部科学省の公式サイトもあわせてご参照ください。

【トラスティスクールより一言】

幕張本郷の教室でテスト2週間前になると、私はまず生徒たちに「テストの範囲表を出して」と声をかけます。すると、カバンの奥底からくしゃくしゃになった範囲表を出してくる子や、「どこにやったか分かりません」と苦笑いする子が毎年必ずいます。

テスト勉強を、目的地へと向かう「ドライブ」だと想像してみてください。テスト範囲表は、いわば目的地が示された「カーナビ」であり、道中にある近道や注意ポイント(先生からの出題ヒント)が書き込まれた「宝の地図」です。

カーナビに目的地を入力せず、ただがむしゃらにアクセルを全開にして走り出しても、到着するどころかガソリン(皆さんの大切な時間と体力)を無駄に消費して迷子になってしまいますよね。範囲表をよく読まず、いきなりワークの1ページ目から何も考えずに解き始めるのは、まさにこれと同じ状態なのです。

「範囲が広すぎて終わらない」と嘆く生徒ほど、この最初の作戦会議(ナビの設定)をサボっています。範囲表の「先生が書き添えた一言」に蛍光ペンを引き、自分の現在地(夏休み前の内容で忘れている部分)を確認し、今日進むべき距離(1日のノルマ)を逆算する。この「最初の10分間」を惜しまないことこそが、テスト勉強というレースを最短ルートで走り抜けるための最大の秘訣です。

保護者の皆様も、「早く勉強しなさい!」と発破をかける代わりに、「今年の範囲表、どんなこと書いてあるかちょっと見せて?」と声をかけてみてください。親御さんと一緒に地図を広げるだけで、子どもたちは自分の現在地を客観的に見つめ直すことができます。

もし、「自分一人ではうまくルート設定ができない」「すでに迷子になっていて、どこから手をつけていいか分からない」という時は、手ぶらでも構いませんのでトラスティスクールへお越しください。私たちがプロのナビゲーターとなり、無駄を削ぎ落としたお子さま専用の「最短ルート」を一緒に設定し、テスト当日まで力強く並走いたします。

トラスティスクール 代表 毛塚 祐希

この記事を書いた人

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