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2026.09.16 受験・塾

9月の定期テスト対策|夏休み明けの遅れを「出題パターン別の解き直し」で埋める

夏休み明けの遅れは「量」ではなく「出題パターン」から埋める

2学期が始まると、幕張本郷中学校をはじめ近隣の公立中学校では9月中旬から下旬にかけて定期テストが実施されます。夏休みで生活リズムが崩れたまま2学期を迎えた生徒にとって、この1回目のテストは「遅れを取り戻せるかどうか」の分かれ目になりやすい時期です。幕張本郷のトラスティスクールで生徒の答案を見ていて感じるのは、夏休み明けに点数を落とす子の多くは「勉強量が足りない」のではなく、「テストで問われる形」に合わせた練習ができていない、という点です。ここでは、9月の定期テスト対策として、出題パターンごとに解き直しを整理する方法をご紹介します。

定期テストの問題は大きく4つのパターンに分けられる

定期テストの問題は、見た目こそ教科ごとに違いますが、求められている力で分類するとおおよそ次の4つに整理できます。まずは自分が夏休み前のテストや模試でどのパターンを落としていたのかを確認してみましょう。

  • ①知識再生型…用語・英単語・漢字・公式など、覚えていれば答えられる問題
  • ②手順再現型…計算、方程式、関数の基本問題など、決まった手順を正確にたどる問題
  • ③条件読み取り型…文章題、資料・グラフの読み取り、英語長文など、情報を整理してから解く問題
  • ④記述・説明型…理由を書く、要約する、途中式を説明するなど、言葉で表す問題

夏休み明けの遅れは、この4つのうちどこで生じているかによって対策がまったく変わります。①が抜けているのに文章題ばかり解いても点数は伸びませんし、逆に①は覚えているのに③で毎回落としている生徒が単語の書き取りを繰り返しても効果は限定的です。

パターン別・9月にやるべき解き直し

①知識再生型が弱い場合は、範囲を絞って「1日15分×毎日」に分割します。まとめて2時間やるより、短時間を毎日反復したほうが定着しやすく、2学期の生活リズムにも組み込みやすくなります。

②手順再現型が弱い場合は、途中式を省かずに書き直すことが最優先です。ミスの原因が「符号」「約分」「代入の位置」など、どの工程で起きているかを特定できると、同じ失点を繰り返さなくなります。

③条件読み取り型が弱い場合は、問題文に線を引きながら「聞かれていること」と「与えられている条件」を分けて書き出す練習をします。解けなかった問題も、答えを見る前に条件だけを整理し直すと、意外と自力で進めることがあります。

④記述・説明型が弱い場合は、模範解答をそのまま写すのではなく、「使われているキーワード」に印をつけ、自分の答案に何が足りなかったのかを比べます。減点の理由が言葉で説明できるようになると、次回から書き方が安定します。

9月の2週間をどう配分するか

テストまで2週間あると仮定した場合、目安は次のような配分です。

  • 1〜4日目…夏休み前のテスト・課題を見返し、4パターンのどこで失点しているかを分類する
  • 5〜9日目…弱いパターンを中心に、学校のワークを1周。解けなかった問題に印をつける
  • 10〜12日目…印をつけた問題だけを2周目。解説を見ずに解けるかを確認する
  • 13〜14日目…全範囲を通しで確認し、暗記系の最終チェックに充てる

重要なのは、最初の数日を「分析」に使うことです。いきなりワークを解き始めると、できる問題を解き直すだけの時間になってしまいがちです。どの教科をどう進めるか迷う場合は、トラスティスクールの授業内容のページで、教科ごとの進め方の考え方もご覧いただけます。

Q&A|9月の定期テストについてよくいただくご質問

Q1. 夏休みの課題が終わりきっていません。テスト勉強とどちらを優先すべきですか?

A. 提出物は評価に関わるため、まずは期限内に提出できる形に整えることを優先します。ただし、課題を「作業」として終わらせるのではなく、間違えた問題に印をつけながら進めれば、そのままテスト勉強の分析材料になります。課題とテスト対策は切り分けず、同じ流れで扱うのがおすすめです。

Q2. 苦手教科が複数あります。全部やろうとすると時間が足りません。

A. 全教科を均等に進めるより、「あと少しで解けそうな問題」が多い教科から手をつけるほうが、短期間では成果が見えやすい傾向があります。まったく理解できていない単元は、基礎の確認からやり直す必要があるため、テスト直前ではなくテスト後の取り組みに回す判断も必要です。

Q3. 家庭では集中が続きません。保護者はどう関わればよいでしょうか。

A. 勉強の中身に細かく口を出すより、「今日はどのパターンの問題をやったのか」を一言聞く程度にとどめるほうが続きやすいものです。お子さま自身が分類を説明できれば、内容を理解している証拠にもなります。

Q4. 塾に通う場合、9月からでも間に合いますか?

A. 開始時期によってできることは変わりますが、9月は2学期の学習内容がまだ序盤のため、つまずきの特定はしやすい時期です。ご家庭での進め方に迷われている場合は、無料体験授業で実際の学習の様子を確認していただくこともできます。

まとめ|遅れは「どこで落としたか」が分かれば埋められる

夏休み明けの遅れは、時間が足りなかったこと自体よりも、どのパターンの問題で失点しているかを把握できていないことが原因になっているケースが少なくありません。9月の定期テストに向けては、まず過去の答案を4つのパターンに分類し、弱いところから順に解き直す。この手順を踏むだけで、限られた時間の使い方は大きく変わります。幕張本郷のトラスティスクールでは、こうした失点の分析を一人ひとりの答案に沿って一緒に進めています。2学期の最初のテストを立て直しのきっかけにしていきましょう。

学習指導要領や各教科で重視される学力の考え方については、文部科学省の公式サイトもあわせてご参照ください。

【トラスティスクールより一言】

幕張本郷の教室で生徒たちのテスト勉強を見ていると、「あんなに時間をかけて頑張ったのに、どうして点数が上がらないの……」と悔しそうな表情を浮かべる子に度々出会います。

そうした生徒たちのノートや勉強法をじっくり観察してみると、彼らは決してサボっていたわけでも、能力が足りないわけでもありません。ただ単に「出題パターン」と「努力のベクトル」がズレてしまっているだけなのです。

たとえば、英語の長文読解(③条件読み取り型)でいつも点数を落としているのに、テスト前になると不安から英単語をノートが真っ黒になるまで書き写す(①知識再生型の練習)ことに逃げてしまったり。数学の文章題が解けないのに、すでにできる単純な計算問題ばかりを繰り返して「勉強した気」になっていたり……。これはスポーツに例えるなら、野球の試合でヒットを打ちたいのに、ひたすら筋トレだけをしてバットを一度も振っていないのと同じ状態です。

私たちが過去の答案用紙を分析し、「君が落としているのは『暗記』じゃなくて『手順』の方だよ。今日から単語の書き取りは半分の時間にして、その分、数学の途中式を絶対に消さずに残す練習をしよう」とアドバイスすると、生徒たちは「なんだ、自分の頭が悪いわけじゃなかったんだ!」とパッと表情を明るくします。自分の弱点が「能力不足」ではなく、ただの「パターンのズレ」だったと気づくことで、失いかけていた自信をスッと取り戻せるのです。

もし今、お子さまが「いくら勉強しても手応えがない」「どこから手をつければいいか分からない」と立ち止まっているなら、どうか焦って新しい問題集を買う前に、今まで受けたテストの答案用紙をそのままトラスティスクールへお持ちください。

私たちがプロの目で「失点のクセ」を正確に分析し、お子さまの純粋な努力が真っ直ぐに点数へと結びつく「正しいパターンの練習メニュー」を一緒に見つけ出します。2学期のスタートダッシュ、ぜひ教室で一緒に切っていきましょう。

トラスティスクール 代表 毛塚 祐希

この記事を書いた人

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